薬剤師国家試験はなぜ難しいのか
薬剤師国家試験って、99回ですごく難しくなったよな。
こんなこと聞いてどうすんの?って問題ばかりで、正直やってられないぜ。
十年前の問題とか解くと、逆の意味であきれるんだけどな。
去年の合格率は激減して、うちの大学でも大騒ぎだったみたいだ。
ま、慢心してたんだろうな。
正直、薬剤師にそこまで知識っていらないよな。
病院では医師には絶対逆らえない下っ端のコメディカル。
薬局では俗にいう「ふくろ詰め師」、だれにでもできる仕事だ。
ドラッグストアなんてもっとひどいぜ。
国家資格なんてただのお飾り、ほとんど肉体労働みたいなもんだ。
6年間の知識と猛勉強はなんだったんだろうな?
数年前、薬科大の新設ブームがあった。
文科省もバカだからぽんぽん認可した。
そんで、偏差値40の定員割れのわけわからない大学が一気に増えた。
なにしろ不景気だからな。資格学校は金になるってわけだ。
で、今度は増やしすぎましたーってんで、薬剤師の飽和が問題になったんだよね。
しょうがないから、厚労省が問題難しくしたってわけ。
ま、命を扱うって建前上、どこまでも厳しくしていいんだろうけどさ。
あいかわらず、バカな国だよな。
振り回されるのは俺ら薬学生ってわけだ。